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眼科 臨時休診のお知らせ:6/28(火)・7/1(金)

2022-06-16

2022年6月28日(火)・7月1日(金)は、都合により眼科のみ臨時休診とさせて頂きます。
尚耳鼻咽喉科は通常通り診療致します。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

「いびき」「睡眠時無呼吸」が気になっている方へ

2021-11-11

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断・治療を行っています。

当院では、アプノモニターという携帯型の医療機器を使用した検査を行っています。一度受診していただいた上で、ご利用いただく手続きを行います。保険適応の検査ですので、ご希望の方はお気軽にご受診ください。

【睡眠時無呼吸症候群とは】

睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome: SAS)は、眠気や不眠、倦怠感などの症状により日常生活に様々な障害を引き起こす疾患です。多くは閉塞型睡眠時無呼吸症候群(obstructive sleep apnea syndrome: OSAS)であり、睡眠中に上気道(鼻からのどまでの空気の通り道)が狭窄または閉塞してしまい、血液中の酸素濃度が低下してしまう病態です。最大の要因は肥満ですが、アジア人は顎が小さいという特徴があり、肥満がないOSAS患者も多いとされています。OSASでは睡眠中、頻回に著しい低酸素血症をきたすため、脳も身体も深い睡眠が得られず、その結果、日中の眠気や不注意、疲労をきたします。また高血圧や心血管障害などの合併症についても指摘されています。

【具体的な症状】

OSASに伴う症状としては、以下のようなものがあります。

夜間:不眠、いびき、無呼吸や苦しそうな呼吸、窒息感、中途覚醒、頻尿

日中:起床時頭痛、起床時咽頭乾燥感・咽頭痛、過度の眠気、記憶力・集中力低下、疲労感、倦怠感

【検査・治療について】

まずは症状を伺い、SASが疑われる場合には鼻~のどの気道に狭くなっている部位がないかどうかを確認します。つぎに、ご自宅で携帯型装置による簡易モニター検査を行っていただきます。さらに精査が必要な場合には、専門施設をご紹介させていただきます。

SASと診断された場合の治療デバイスとしては、経鼻的持続陽圧(nasal continuous positive airway pressure: nasal CPAP)装置やマウスピースを使用した治療があります。肥満や喫煙、寝酒の習慣がある方は、日常生活習慣を見直すことも大切です。

*CPAP治療とは

睡眠時に鼻マスクを装着してCPAPと呼ばれる装置から圧力がかかった空気を流し込み、気道を広げます。その結果、症状を改善する効果があります。

2021年5月から毎週木曜日の耳鼻科担当医が矢部由美から矢部はる奈へ変更になりました。

2021-03-30

<自己紹介>
2021年5月より主に毎週木曜の耳鼻咽喉科の診療を担当させていただくことになりました、矢部はる奈と申します。私は今まで医師になってから約20年間、耳鼻咽喉科医として地域の基幹病院や大学病院で診療を行ってまいりました。川崎市立井田病院の診療科長を務めていた際には一般的な耳鼻咽喉科の耳・鼻・のど・めまい疾患全般の診療を行い、慶應義塾大学に在籍していた際には喉頭研究班に所属し、とくに喉頭・音声・嚥下の診療に携わっておりましたので、今後はその専門性も活かして診療していきたいと考えています。まずは地域の皆様に気軽に受診、ご相談いただける身近な存在になることを目指したいと思います。さらに今までの経験を活かして適切に診察を行い、最適な治療につなげ、皆様のより良い生活の質に貢献できるよう努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

<略歴>
 小中高:学習院
 平成14年 東邦大学医学部医学科卒業、慶應義塾大学耳鼻咽喉科入局
 慶應義塾大学病院、さいたま市立病院、日野市立病院、川崎市立井田病院勤務
 令和3年 慶應義塾大学耳鼻咽喉科退局
 同年4月より勤務:耳鼻科・眼科 水車橋クリニック、日本医科大学耳鼻咽喉科、日吉メディカルクリニック勤務

<資格>
 ・耳鼻咽喉科専門医、指導医
 ・気管食道科専門医
 ・補聴器相談医
 ・身体障害者福祉法第15条指定医師

<趣味・スポーツ>
 中高は水泳部、大学はヨット部
 歌舞伎鑑賞、野球観戦

新規『私の世界マラソン紀行』(PDF:1.65MB)

2020-05-11

2020私の世界マラソン紀行#2

『私のゴルフ世界紀行』が世田谷区医師会報に掲載されました。PDF(0.99MB)

2017-12-29

2017私の世界ゴルフ紀行 

昨年の手術件数:眼瞼下垂:126件、涙道再建術:119件、その他眼瞼内反など計300件

2016-12-27

矢部比呂夫医師の行った眼形成外科手術(眼瞼下垂、眼瞼内反・外反症、涙道手術など)の件数を報告します。これらの件数は水車橋クリニック、東邦大・大橋病院、新潟県上越市石田眼科、新橋八九十会クリニックなど4施設での手術を含めた件数です。

経鼻的な涙嚢鼻腔吻合術は119件、その内、鼻中隔彎曲症との同時手術は16件でした。眼瞼下垂手術は126件、ミュラー筋短縮術が主ですが腱移植による前頭筋吊り上げ術、眉上・眉下切除術を含みます。その他は眼瞼内反症、眼瞼外反症などでした。
特に当科では涙嚢鼻腔吻合術は皮膚切開をしない鼻内視鏡を用いる経鼻的な涙嚢鼻腔吻合術が主で、鼻中隔彎曲症がある場合は鼻中隔矯正術を同時に行って皮膚切開はしない方針で行っています。

水車橋クリニック眼科のインタビュー記事

2014-12-26
水車橋クリニック眼科のインタビュー記事が掲載されています。ellmanNEWS Vol.11のWebページで公開されています。
【ellmanNEWS Vol.11(本番環境)】
http://www.ellman.co.jp/topic_news/news_detail.php?news_uk=20

週刊朝日 2013年9月27日号 名医の最新治療 眼瞼下垂症

2013-09-30

2013年9月27日発刊 『週刊朝日』 P77-P79<知って得する!新 名医の最新治療>Vol.296

眼瞼下垂症 <名医のセカンドオピニオン>

 水車橋クリニック 眼科 矢部比呂夫医師

手術方法の選択肢が豊富な医師を選んで

 眼瞼下垂症の手術は、かつては眼瞼挙筋短縮術が中心だったが、現在は治療が進化し、さまざまな方法がある。どの方法を選択するかは、まぶたが開かなくなっている原因を確定することで決まる。原因に合わせた適切な手術を受けないと、満足のいく治療効果を得られないこともある。東邦大学医療センター大橋病院で眼形成・涙道の専門外来を開設し、現在も同院をはじめ全国6カ所で手術をしている矢部比呂夫医師に手術方法の選択について話を聞いた。

  眼瞼下垂症の手術は、どの部分に原因があるか、慎重に診断してから、手術方法を選択する必要があります。原因に合った治療をしないと、まぶたが理想通りに上がらないほか、あと戻りしやすくなることがあるのです。例えば、先天性などでまぶたの筋肉(眼瞼挙筋)が弱くなっていることが原因でまぶたが開きにくくなっているのに、筋肉ではなく腱膜を調整する手術をしてもすぐにあと戻りをして、再手術を繰り返すことになりかねません。眼瞼挙筋に問題がある場合は、額の筋肉(前頭筋)を使ってまぶたを開けやすくする吊り上げ術という手術方法が適しています。

 また、ハードコンタクトレンズの長期間装用などによりミューラー筋という筋肉に問題がおきる場合もあります。その際は、ミューラー筋を調節する手術が向いています。

 一方、まぶたを上げる筋肉や腱膜に問題があるわけではなく、皮膚だけがゆるんでまぶたを開けづらくなっている場合は、余分な皮膚を切除するだけの手術で十分な効果を得られます。

 眼瞼下垂症の手術は病院によって異なりますが、眼科、形成外科、美容外科で実施されています。複数の科にまたがっていることなどから、治療方法の選択には統一された基準がないのが現状です。原因や患者さんの希望に合わせて、さまざまな治療のレパートリーがある医師を選ぶとよいでしょう。

 眼瞼下垂症の治療は、術後二重のラインがくっきりするなど、見た目が変化します。術後に「こんな顔になるはずではなかった」と後悔しないためにも、二重のラインをくっきりさせたい、見た目はできるだけ変えたくないといった希望を医師に伝え、事前によく話し合うことが大切です。まぶたが正常に上がっていた頃の自分の写真を医師に見せるのもおすすめです。また、白内障や緑内障の手術後に眼瞼下垂が進行することがあります。とくに緑内障の場合はもともと視野が狭いのに加えて眼瞼下垂があると余計に視野が狭くなりますので手術による改善が望まれます(一部改変)。

NHK テレビテキストきょうの健康 2012年3月号:『眼瞼下垂』

2012-07-20

NHKテレビテキストきょうの健康

眼科担当の矢部比呂夫の記事が掲載されました。

媒体名   :NHK テレビテキストきょうの健康

掲載号   :2012年3月号

掲載企画名 :読む総合病院 なんでも健康相談

記事タイトル:『「眼瞼下垂」で手術しましたが、再発しました』

掲載ページ :P.139

 

 

「眼瞼(がんけん)下垂」で手術しましたが、再発しました

眼科:矢部比呂夫 (東邦大学准教授)

やべ・ひろお

1951年生まれ。77年東邦大学医学部卒業。専門は眼科学、特に涙道、眼瞼などの眼形成外科

Q.

「左眼瞼下垂」の治療のため、2007年に形成外科で手術を受けました。手術後1か月で再発し、翌年にもう一度手術を受けました。しかし、その後も再発し、医師からは「大腿部の筋膜の移植か、瞼(まぶた)が下がらないように糸で結ぶ手術をするしかない」と言われています。その手術をすると瞼が閉じなくなる可能性があるとのことで不安なため、現在は矯正用のクラッチ眼鏡を使用しています。私の場合、左眼瞼筋板がほとんどないので再発するそうです。何かよい治療法があったら教えてください。●40歳代・女性

 

A.

「眼瞼下垂」の手術は、どの部分を手術対象にするかで4つに大別できます。①弛緩(しかん)した眼瞼皮膚に対する手術、②眼瞼を挙げる最大のパワーの源である眼瞼挙筋からの力が、連続する挙筋腱膜(けんまく)を介して上眼瞼板に効果的に伝導しない場合に対する補強手術、③挙筋腱膜より深部で上眼瞼板に接続するミュラー筋が弱くなった場合の補強手術、④額の前頭筋を使って眼瞼を挙上しやすくする「吊り上げ法」です。通常のコンタクトレンズ長期装用による眼瞼下垂や、加齢に伴い眼瞼下垂を発症する場合は吊り上げ法以外の手術で対応できますが、元来、眼瞼挙筋の力が弱い場合は前頭筋の力で直接上眼瞼板を挙上する吊り上げ法の手術適応となります。眼瞼下垂の手術の際には、どの部分が主な原因であるかを慎重に評価して手術方法を決定する必要があります。ご質問者は最初の手術の時点から眼瞼挙筋の力自体に問題があった可能性があります。

眼瞼を吊り上げる医療材料には多くの種類があり、ナイロン糸やシリコーン製材は安価で入手も容易ですが、これらの素材は毛細血管が侵入することができないので、周囲にバイオフィルムという厚い膜が形成されてしまうために、感染が起こっても白血球などの生体防御機構が機能せずに膿瘍(のうよう)などを起こすことが少なくありません。人工の製材でも多孔(たこう)性のゴアテックス(※)製材などは毛細血管が侵入できるので、まだ前述のようなリスクは少ないのですが、理想的には自分の組織の一部分を取り出して移植する生体材料を用いる方法が望ましいと言えます。生体材料には筋膜や、手首の長掌筋腱(ちょうしょうきんけん)などがありますが、前者は薄いので長期的には吊り上げ効果が低下するおそれがあります。後者は厚さも十分な強固な組織で理想的ですが、手の専門の整形外科医により採取してもらう必要があります。手首の一部を切開しますが、1cmほどの傷痕で目立つものではありません。

これらの吊り上げ材料を眉毛の上から皮下を通して眼瞼に固定します。注意すべき合併症に、眼瞼が挙がりすぎて瞼が閉じなくなる「兎眼(こがん)」がありますが、術中に患者さんが座った状態での眼瞼の高さを確認しながら行うことで、兎眼を回避することができます。眼瞼下垂の手術を多く手がけている眼科医にご相談ください。

※レンズの側にアーチ型のフレームがあり、下がってくる瞼を支えるよう配慮されている

 

きょうの健康掲載ページ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日経ビジネス 2010年3月号

2012-07-20

日経ビジネス2010年3月1日号眼科担当の矢部比呂夫の記事が掲載されました。

媒体名   :日経ビジネス(日経BP社発行)

掲載号   :2010年3月1日号

掲載企画名 :心と体 診察室

記事タイトル:悲しくないのに涙が出る

掲載ページ :P.82

 

 

 

 

涙が止まらない流涙症

監修:矢部比呂夫 [東邦大学医療センター大橋病院(東京都目黒区)眼科准教授]

悲しくもないのに涙があふれて止まらないGさん(51歳)。ハンカチで涙を拭っ
てもおいつかず、視界がぼやけて、書類を読むのもひと苦労している。

涙は、眼の表面を潤して乾燥を防ぐという大きな働きがある。それだけでなく、眼に酸素や栄養分を補給したり、眼についたゴミや雑菌などを洗い流し、異物の侵入から眼を守るといった重要な役割も担っている。眼の表面は涙で覆われており、人が起きている間は常に涙が流れ、1日0.6ml~1mlくらい分泌されるのが通常だ。この涙が少なすぎると「ドライアイ」に、多すぎると「流涙症」となる。

眼表面を潤したあとの涙は、目頭付近にある「涙点」より吸い込まれ、「涙小管」を通って目頭の奥にある「涙のう」にいったんたまり、さらに「鼻涙管」を通って鼻の奥に流れ去る仕組み。この一連の通路を「涙道」という。多くの流涙症の原因は、この涙道の一部が細くなったり閉じたりすることで起こり、涙嚢より上流で閉塞すると流涙症を、下流で閉塞すると流涙症にくわえ、涙のうに膿がたまる「涙嚢炎」を引き起こす。その他、アレルギーや異物の刺激などで涙の分泌が増加して、流涙症になるケースもある。

流涙症になると、正常な視機能があっても、涙で視界がぼやけたり、メガネのレンズがくもったり、目やにがたまりやすいなど生活に支障が出るうえ、涙が止まらないのでハンカチが手放せないなどの不便さを強いられることも。そんなときは、眼科を受診することをおすすめする。

診察では、顕微鏡で眼の表面の様子や涙のたまり具合を観察したあと、涙点から細い管を入れて生理的食塩水を流し、鼻へ正常に流れ込むかを調べる検査も行う。軽度の流涙症なら、眼の知覚を鈍くして涙を出しにくくする点眼薬が処方されるだろうが、涙道の閉塞が強い場合は涙道再建術などで涙の流れを改善する必要になることもある。

 

ドライアイも誘因のひとつに

涙道閉塞の治療は、場所や閉塞してからの期間によって異なる。早期であれば、「ブジー」という針金状の器具を涙道に通すだけで治ることもある。重症の場合は、閉塞した部分をシリコンチューブで広げて再疎通させる方法や、別に新たな涙道を作るバイパス手術(涙のう鼻腔吻合手術)を行うが、一般的にはバイパス手術のほうが長期成績はよいといわれている。

涙のう鼻腔吻合手術とは、涙のうから隣接する鼻腔に小さい穴を開けて、ここに永久的な新しい涙道を作るというもの。以前からあった、顔面の皮膚を1.5cm程度切開する「鼻外法」と、皮膚は切開せずに鼻から内視鏡を入れて行う「鼻内法」がある。術後の炎症などが軽い鼻内法が最近の主流だ。

8割以上の人が1回の手術で完治するが、アレルギーがあり、鼻炎などを起こしやすい人は、再発する可能性もあるだろう。

パソコンなどで眼を酷使しているビジネスパーソンは、特に流涙症には注意してほしい。パソコンに熱中して、ジーッと眼を見開いた状態が続くことがある。すると眼の表面が乾いて傷がつき、その刺激で反射的に涙の分泌量が増加することがあるからだ。また、ドライアイで眼の表面が傷つき、その刺激で流涙症になる人も少なくない。

予防するためには、意識的にまばたき(瞬目)をしっかりするよう心がけるといい。

まばたきは眼瞼を開閉するごとに新しい涙を眼の表面に拡散させ、古い涙を涙道へ流すというポンプ作用があり、眼表面の潤いを一定に保つために重要なのだ。

ジムなどでプールに入る機会の多い人は、水の中に含まれる塩素の刺激でこの病気になることも。プールから上がったら、点眼薬でよく眼を洗うように習慣づけておこう。

水道水で洗うことの弊害も言われている。

大事なことは目の定期検診をする事で、流涙症に限らず、緑内障などの年齢を重ねるにつれて増えてくる眼の病気に備えることは、今から始めるべきです。

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